エキスパートナース

スペシャリストとして資格を持った
ナース達が活躍しています

  • エキスパートナースの声
  • エキスパートナースの声
  • エキスパートナースの声

感染管理認定看護師

エキスパートナースの声

兵庫中央病院附属
看護学校 出身
H12年12月 入職

1日のスケジュール
組織的に活動していくことは大変ですがやりがいがあります
認定看護師になろうと思った理由

外科病棟から手術室に配置換えになったこと、感染に関する委員会のメンバーであったことから、感染防止について考える機会が増えました。感染の基礎知識を習得するため、感染管理認定看護師を目指すことを決めました。

認定看護師になってみて

感染管理は、奥深いと痛感しています。感染対策といっても、標準予防策や感染経路別予防策の徹底だけでなく、抗菌薬の適正使用や施設管理など様々な知識を必要とします。日々学習を続けることが重要です。役割の重大さを感じますが、それぞれの専門性をもちより チーム活動を行っていきたいと思います。

これからの自分

当院の感染面に関する分析をしっかりと行い、感染管理認定看護師としてリーダーシップをとりたいと思います。そのためには、感染制御医師、薬剤師、細菌検査技師と共働し、組織横断的な活動を行う必要があります。チームにビジョンがなければ、臨床現場の改善に至らないので十分にディスカッションし、活動を行っていきたいです。

後輩へのメッセージ

現在の医療現場は多様化しており、より専門性が求められています。興味があることに果敢に挑戦してほしいと思います。そして、一緒に活動していきたいです。

オフの過ごし方

オンとオフをきっちりと分けています。オフは、自分が興味のあることを行って気分転換して楽しんでいます。

1日のスケジュール

平成25年5月から専従活動を行っています。病棟に感染対策の実際の確認や指導を行っています。また、感染制御チームでICTラウンドを行い患者様の感染防止対策の確認、培養検査、感受性試験結果の確認、抗菌薬の適正をはかっています。

皮膚・排泄ケア認定看護師 
特定行為研修修了者

エキスパートナースの声

兵庫中央病院附属
看護学校 出身
H16年4月 入職

1日のスケジュール
新しい知識を得て、患者さんに返していけるようにしたい
認定看護師になろうと思った理由

ストーマ造設に至るまでの過程は患者さん個々より様々ですが、皆様、たくさんの葛藤や不安を抱えています。ストーマ保有患者さんが抱えている問題や不安などを軽減し、不便や困難の無い日常生活を送ってもらえるような援助が大切だと感じ、そのためにストーマに対して専門的な知識を持ち、看護に生かしたいと思い、皮膚・排泄ケア認定看護師の資格を取りました。

認定看護師になってみて

ケアや処置の考え方・エビデンスは常に変化するので、積極的に新しい情報を得ることの大切さと責任の重さを実感しています。

これからの自分

皮膚・排泄ケア認定看護師になって4年目になります。 現在は週に1回の活動日を頂き、褥瘡や人工肛門造設、皮膚トラブルを生じている患者さんのケアに関わらせて頂いています。当院は脆弱な皮膚の患者さんが多く、日々のケアや観察がとても大切だと実感しています。予防的(愛護的)スキンケアや、除圧方法、DESIGN-Rを用いた褥瘡の評価など、全病棟に少しずつですが、浸透しています。これからも、看護の底上げに繋がる行動がとれるように、まずは自分自身が学習し、常に正しい知識やエビデンスを持っていたいと思います。
当院のストーマ造設の年間の件数は少ないですが、ストーマサイトマーキングや、装具の選択、社会保障の活用などは患者さんの日常生活に直接大きく影響を及ぼします。 常に正しい知識を持って関われるように、学会や研修等に参加し、正しい知識や技術を持っておきたいです。また、患者・医師・看護師・コメディカルなど多職種の人が、同じ目標に向かって協力し合い、患者さんにとって少しでも良い成果が得られるよう、自分の役割を果たしたいと思います。
2021年度に特定行為研修(創傷管理関連・栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連)を受講し修了しました。
受講の動機は、日々創傷ケアに携わる中で、創の治癒過程において壊死組織の外科的デブリードマンや局所陰圧閉鎖療法の効果や重要性を実感していました。
また、栄養状態や電解質を適切に調整することは患者の全身状態にも大きく影響し創の治癒を促進させる重要な項目であると考えます。
これらの項目について正しい知識・判断・技術を習得し創傷ケアに活かしたいと思い、特定行為研修を受講しました。
受講後は院内で承認された手順書のもとに、外科的デブリートマンや局所陰圧閉鎖療法の実施を行っています。必要な処置を迅速に提供できるようになり、創の治癒促進に繋がっていることを実感しています。
また、傷の処置のために入院が必要な患者さんの中には、在宅療養を強く希望される方もおらます。その場合、当院の訪問看護師と共に在宅に同行し、在宅で処置をさせて頂くことで、望まない入院をせず患者のQOLを維持することにも貢献できていると実感することがあり、やりがいを感じています。
医療の分野ではエビデンスや物品、方法が変化し、自分自身のアップデートが必要になります。向上心を持ち、最新の知識・技術を習得し、日々のケアに活かしたいと思います。

後輩へのメッセージ

入院患者さんの皮膚が奇麗に保てていると、ご家族はとても喜ばれ、安心されます。そのためには、日常の観察やケアがとても大切になってくるので、同じ目標を持って一緒に活動していきたいと思います。

オフの過ごし方

気分転換するようにしています。買い物に行ったり旅行に行ったり、なるべく外に出るようにしています。

1日のスケジュール

仕事の日は仕事して帰ってすぐに寝るようにしています。 休みの日は自分の時間として過ごしています。

認知症看護認定看護師

エキスパートナースの声

舞鶴医療センター
附属看護学校 出身
H23年11月 入職

1日のスケジュール
患者さんに快適な生活環境を提供し、せん妄やBPSDを予防していきたいです
認定(専門)看護師になろうと思った理由

看護学生の時、認知症患者さんとコミュニケーションが上手く取れず、コミュニケーションスキルを磨きたいと思ったことと、認知症患者さんに対し、不必要な身体拘束や、向精神病薬が使用されている現状に疑問を感じ、もっと認知症の知識を深めたいと思ったのがきっかけです。

認定看護師になってみて

現在、政策医療研修や勉強会を通して認知症の最新の知識を広めています。今後は不要な身体拘束や薬剤の使用を最小限にする為、多職種と話し合う機会をもっと増やしていきたいです。又、非薬物療法(光療法、回想法、音楽療法、リアリティ・オリエンテーション等)が病棟に浸透するよう努力していきたいです。

これからの自分

2025年になると、認知症患者さんは約700万人となり、65歳以上の5人に1人が認知症を発症する時代が来ると言われています。今後、認知症は、非常に身近な病気になると考えられます。認知症の知識を広め、認知症患者さんや、その家族が過ごしやすい環境になるよう活動していきたいです。

後輩へのメッセージ

看護師の仕事は多岐に及びますが、その中で自分が好きな分野、極めたい分野を見つけて専門性を高めてほしいです。専門性を高めることが自信に繋がると思います。そうすれば看護師の仕事が楽しくなると思います。いつか一緒に仕事が出来ると良いですね。

オフの過ごし方

研修や学会に出席することが多いです。研修や学会に出席すると、他の認知症看護認定看護師に出会うことが出来るので、情報共有したり、悩みがあれば相談しています。