糖尿病センター

令和4年1月開設

糖尿病センターのご案内

医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士の多職種からなるチーム医療を行い、糖尿病専門医、糖尿病療養指導士による外来インスリン導入、インスリンポンプ療法、持続血糖測定(CGM)+栄養指導、フットケア、透析予防指導、糖尿病教育入院を積極的に行っています。糖尿病患者会つわぶき会の活動、健康教室も定期的に開催しています。阪神北地域の糖尿病センターとして、地域のかかりつけ医療機関と円滑な医療連携を行い、専門的かつ適切な医療を提供しています。

糖尿病センター長 鴻山 訓一

糖尿病教育入院

糖尿病患者さんが、糖尿病の知識やインスリン・血糖測定手技などを2週間程度で学び、今後の治療や生活をよりよくするためのサポートを行います。 チーム医療で行うため、多職種から丁寧な指導を受けることができます。

◆教育入院期間:1週間または2週間


診療実績

看護師・コメディカルスタッフ紹介(チーム医療で患者さんをサポートいたします)

看護師

糖尿病のコントロールや合併症予防のため、糖尿病療養指導や診察の場面において患者さんの知識向上や血統測定・インスリン注射手技の指導を行います。長期にわたって治療や自己管理が必要になるため、患者さんの困っていること、悩んでいることを解決できるように糖尿病療養指導士を中心に多職種と連携しながら対応させていただきます。糖尿病療養指導においては月曜日から金曜日、必要な患者さんに対して透析予防やフットケアを実施しています。患者さんの生活が少しでも良好に保てるようにサポートさせていただきます。

管理栄養士

栄養管理室では、糖尿病治療の基本である食事療法が実践できるよう外来・入院を通してサポートを行っています。外来での栄養食事指導では、患者さんの生活に合わせた食事の相談・指導を継続的に行っています。また、糖尿病教育入院では、バランスの良い糖尿食を教材とし、患者さんごとに食生活の改善方法について相談させていただきます。退院前の栄養食事指導では、試験外泊中の食事内容について評価を行い、退院後も食事療法を継続できるように努めています。食事に関することはいつでもご相談下さい。

薬剤師

糖尿病治療の原則は、食事療法・運動療法です。しかし、血糖コントロールがうまくいかない場合は、薬物治療が重要となってきます。  
糖尿病の治療薬は、大きく分けると、飲み薬(内服薬)と注射薬になりますが、様々な特徴をもち、種類も多く複雑です。  
薬剤部では、お薬の服用方法や服用のタイミング、また、注射の使用方法等を正しく理解していただき、きちんと守ることで、血糖コントロールを少しでも安定させ、糖尿病と上手く付き合っていく方法をお伝えできるよう心がけています。

臨床検査技師

研究検査科では、血液や尿検体などから、血糖やヘモグロビンA1c、尿糖やインスリンなどを正確に検査し迅速に報告することを心掛けています。  
そして糖尿病指導室では、持続血糖測定 (CGM)の装着からデータの解析までをサポートし、患者さんが自己血糖測定(SMBG)を導入する際には、数種類の測定器の中から、患者さんにもっとも適した機器が使用出来るように、わかりやすく説明し測定器を選んで頂いています。    
私たちは、検査についての相談、測定器の手技の説明や測定結果の印刷、トラブル時の対応などもメーカーと連携し、患者さんへのサポートに努めています。


理学療法士

理学療法士は血糖値の安定を目的として運動療法(リハビリ)の指導を行っております。  
運動療法には有酸素運動と筋力トレーニングがあり、継続して実施することで血糖値の低下やインスリンの抵抗性を改善させる効果があります。ただ、辛い運動は長続きしませんので適切な運動負荷量が運動継続のポイントとなります。当院では自宅でも行える筋力トレーニングの指導や自転車エルゴメーターなどの運動療法を個々に合わせた負荷量で実施しております。


センターの取り組み・主な活動内容

糖尿病教室について

当院では、毎月1回、糖尿病患者さんを対象に糖尿病教室を行っています。治療や生活面で悩んでいる事や、わからない事はありませんか?医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師・管理栄養士・理学療法士の多職種のスタッフが集まって、各分野のお話や患者さんの体験談等を予定しており、みなさまがよりよく糖尿病と付き合うために病院全体でサポートしていきます。多くの方の参加お待ちしております。

  • 受講対象者
    当院の入院・外来の糖尿病患者さんとそのご家族
    他院に通院中の糖尿病患者さんとそのご家族
  • 日時
    毎月原則第3金曜日  13:30~
  • 場所
    兵庫中央病院 中央診療棟3階 第1会議室
  • 参加費
    無料で参加いただけます。

スタッフ

医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、管理栄養士、理学療法士
※チーム医療で取り組んでいます。

令和5年度スケジュール


糖尿病友の会(つわぶき会)
行事
日本糖尿病協会機関紙
・全国紙「さかえ」
ハイキング(5月)・親睦会(7月、11月)
安価で配布

  • 日本人の糖尿病患者は平成28年の実態調査によると、約1,000万人で予備軍を含めると推計で約2,000万人に達すると報告されています。(参考:厚生労働省 平成28年「国民健康・栄養調査」の結果)
  • 兵庫中央病院においても糖尿病内科外来通院患者さんは1ケ月で約1,200名の方が通院されています。
  • 糖尿病の治療の基本は、第一に適切な自己管理の実践につきます。
設立
  • 患者の相互啓発と教育の一環として平成7年から糖尿病教室が開催されました。
  • 受講した多数の患者と医師をはじめとした医療スタッフとの輪が広がり、平成12年3月12日に「つわぶき会」が発足いたしました。
組織 糖尿病患者とその家族及び糖尿病に関心を持つ医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・臨床検査技師・理学療法士等
目的 糖尿病に関する知識の習得と患者相互の自己啓発並びに親睦を図ることにより治療効果を促進させること。
会費 年会費は3,600円(1月300円)
行事 ハイキング(5月)・親睦会(7月、11月)などには当院から医師・薬剤師・管理栄養士・看護師等が参加いたします。
特典 日本糖尿病協会発行の機関誌「さかえ」が安価で配布されます。
事務局
問い合わせ
総合処置室又は栄養管理室

スタッフ

鴻山 訓一   (こうやま くんいち)
糖尿病センター部長・糖尿病内科医長
専門: 糖尿病代謝、内分泌内科
資格: 日本糖尿病学会専門医・指導医、日本内科学会認定医、インフェクションコントロールドクター、日本化学療法学会抗菌化学療法認定医、兵庫医科大学臨床教育教授
福永 みちる   (ふくなが みちる)
糖尿病センター副部長・糖尿病内科医長
専門: 糖尿病内科、消化器内科
資格: 日本糖尿病学会専門医・指導医、日本内科学会認定医・総合内科専門医、日本消化器病学会認定消化器病専門医、日本医師会認定産業医
生天目 侑子   (なばため ゆうこ)
糖尿病内科医師
専門:糖尿病内科
資格: 日本糖尿病学会専門医、日本内科学会認定医・総合内科専門医
糖尿病内科医師
島津 浩史   (しまづ ひろし)
専門: 糖尿病内科、一般内科
資格:  
加藤 美有紀   (かとう みゆき)
糖尿病内科医師(非常勤)
専門:  
資格: 日本糖尿病学会専門医、日本内科学会認定医・総合内科専門医、日本消化器病学会認定消化器病専門医、日本肝臓学会認定肝臓専門医
認定施設・専門医等
  • 日本糖尿病学会認定教育施設
  • 日本糖尿病学会指導医(2名在籍)
  • 日本糖尿病学会専門医(3名在籍)
  • 日本糖尿病療養指導士(14名在籍)
受診及び紹介のご案内

病院概要

 

ご利用案内

部門紹介

採用情報

医療関係者の方

外来受診される方

専門外来

入院される方・お見舞いの方

看護部紹介

教育研修

看護師募集

その他

外来
入院
医療関係者
専門外来